愛に生きる。

近況&「もっと他に良い人がいるよ」という言葉について

こんばんは。

心理カウンセラーのみらいです。

 

リトリートセミナーが終わってからというもの、戦闘力が見事に0になってしまいまして

「誰かに勝とうとか、そのために頑張ろうとか、もう疲れてできないよ・・・」

という、なんともしおらしい状態になっておりました。

 

戦うことをやめてからというもの、自分の見たくなかった(1番になることで見ずに済んできた)

「だめな自分」「みじめな自分」「何もない自分」

というのをダイレクトにくらうようになり、しばらくはズーンと落ち込みながらも、そんな自分と過ごしていました。

 

”見たくなかった自分のままで生きている”

今まで目を背けようとしたり、なんとか抗おうとしたりしてきたものですから、そんな自分を感じる”しんどさ”というものはやっぱりあったのですが、

これまでとは違う、”それが自分なんだからしゃーない”というような、諦めたというのか、”もうこのまま受け入れるしかないよね”というような、そんな感覚にもなりました。

 

そして、不思議なことに、そんな自分でいても、周りの人は愛してくれて、寄ってきてくれることも感じました。

自分の中ではとてもしんどいんだけれども、そんなわたしでも会いたいと思ってくれる人がいる、関わりたいと思ってくれる人がいる、ということに、なんだか不思議な感覚で生きています。

 

セミナーから少し時間も経って、また、たまに”1番になりたい自分”が疼くこともありますが、前とは違った立ち位置にいるような気もしていて、これから自分がどこに向かっていくのか、少し気になっている自分もいます。

 

そんなこんなでいろいろなことを感じながら過ごしていたら、もう気付けば6月も終わろうとしていました。

6月は継続セッションのみで新規の募集をお休みしておりましたが、7月からはまた募集を再開しようと思います。

また、土日限定にはなりますが、希望者には対面セッションも考えております。

明日から7月分の個人カウンセリングを募集する予定ですので、もし少しでも気になる方、お話してみたい方がいらっしゃったら、是非お話しに来てくださいね。

 

 

また、もう一つ告知にはなりますが、

7/7に根本裕幸さん主催のYoutubeの七夕企画「願いや夢を叶える7時間Youtube配信」

に参加します。

nemotohiroyuki.jp

 

まさか自分がYoutubeにでるとはと驚いてはいますが、少しでも皆様に今のわたしが提供できるものを提供させていただこうと思いますので、興味がある方は是非ご覧になってください。

 

 

最後に、少しだけ小話をしようと思います。

今日は、「もっと他に良い人いるよ」という言葉に感じことについて、お話しようと思います。

 

好きな人がいるとき。

この人と一緒にいたいと思うのに、それがかなわないとき。

 

相手が振り向いてくれないとき。

立場上一緒になれないとき。

周りから反対されているとき。

一緒にいても幸せになれないとわかっているときなど。

 

相手のことが好きなのに上手くいかず悩みを抱えている方は、きっと周りを見渡したらそこにいるくらい、多くいらっしゃるのではないかと思っています。

 

そして、仕事や友人関係など、他のことに関しては感情をコントロールして理性を保つことができたとしても、恋愛となると途端に感情がコントロールできなくなってしまうことがあります。

それ故に、自分でも自分がわからなくなったり、自分の感情に振り回されて傷ついてしまったり、見たくなかった自分の傷や惨めな部分、弱い部分が嫌でも刺激されたりしてしまって思わず目を背けてしまいたくなるような、相手を拒絶してしまいたくなるような感覚にもなります。

 

それくらい、誰かを「好き」という気持ちは、とても深くて、とても偉大で、強い影響力があるものだと感じています。

そこまで人の心を強く揺さぶり、内面にあったものを掘り起こす力のあるものが、”恋愛(誰かを愛する気持ち)”にはあるのかもしれないなと感じています。

 

「もっと良い人がいると思うよ」という言葉を、たまに耳にすることがあります。

それは、相手のことを想った慰めの言葉でもあると思います。

そして、たまに、自分自身に向けた、慰めのために使う言葉でもあると思います。

でも、わたしの考えではありますが、きっとこの「もっと良い人がいる」という言葉は、誰かから言われるのではなく、本人が自分の悩みを乗り越えた先で、自分自身が心から思えることで意味を成す言葉であるような気がしています。

 

その方が誰かのことを好きで悩んでいるとき。

それは、そのくらい悩めるほど、相手のことが本当に好きなんだと思います。

本当に好きだからこそ、諦められないし、執着だってするし、相手との将来を夢見ることだってあります。そして、それと同じくらい、傷が疼いたり、見たくない自分がでてきたり、乗り越えなければならないものだって出てきたりします。

でも、それでも諦められないのは、それだけ辛い思いをしても忘れられないのは、それだけ相手のことが好きだからだと思うんです。

 

例え相手が周りから見たら「やめておけ」「もっと他に良い人がいると思うよ」と言われるような相手であったとしても、「相手だからこそ」好きなのだと思いますし、

自分が相手のことを好きという気持ちは、それが本心なのだから、嘘もつけないし、なくすことだって出来ないし、それ以外の人に目をやることなんてできる状況ではないのだと思います。

 

だからこそ、わたしのカウンセリングでは、

今のその方の感情や相手への想いを、じっくりと深堀していきます。

相手への心からの想いや、そこに付随する罪悪感、劣等感、無価値観、羨ましさなど、相手と関わることでどんな部分が刺激されて、どんなことを感じるのか、相手とでなければ気が付かなかったその方の中にある想いというものを、見ていくことにしています。

 

その過程の中で、恋愛のことで相談しにきたけれども、別の話題になって進んでいく方もいます。恋愛が主題ではなくなっていく方もいますし、相手への大切な想いを再確認される方もいます。その先で初めて、「もっと他に良い人がいると思う」と感じるようになる方もいます。やりたいことを見つけて、ライフワークを描いていく方もいます。

 

恋愛がきっかけとなって自分を見つめていくことで、その先には本当に様々な道が提示されているような気がしていますし、どこを進むのかは、その悩みを掘り下げた先にしかわからないような気もしています。

 

「もっと他に良い人がいると思う」とはその次元での言葉なような気がしています。

そして、その想いを自分自身が実感として言えることができる(言う選択肢をもつことができる)ところにまで、わずかながらもお手伝い出来たらなと感じています。

 

 

今日はちょっとした小話でしたが、また改めてブログを書いていこうと思います。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

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