こんばんは。
心理カウンセラーのみらいです。
*現在9月の個人カウンセリング初回モニターを募集しております。
"一人で抱えてきた悩みを相談したい"、"誰にも言えなかった話を聞いて欲しい"など、どんな内容でも構いません。気になる方がいらしたら、ぜひ、お話しに来てくださいね。
*10月にはイブニング会(先着3名様)を予定しております。
非日常的な空間で、美味しい飲み物、美味しい食べ物を片手にゆったりとくつろぎながら、普段のカウンセリングではしないようなお話もできるような空間を提供させていただきます。
9月中に詳細を載せますので、カウンセリングを受けたことがある方もない方もぜひ、ご検討ください。
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今日は"相談するのをやめたくなる気持ち"について、お話しようと思います。
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このブログにたどり着いた方の中にはきっと、拭い去りきれない悩みを抱えた方がいらっしゃるのではないかと思います。
いろんな本を読み、いろんなブログを読み、複数のカウンセラーさんにも相談し、自分でもどうしたらいいのだろうかと悩み続け、いろんなワークも試しながら向き合い続けてきた。
たしかに前よりは楽になってきた気もするけれど、根本的な悩みは今も変わらずそこにあって、昔からずっと抱え続けている。
きっと、そんな方は少なくないのではないかと感じています。
"出来ることは全てやってきた。"
自分がどれだけ真剣に取り組んできたのかも、
どれだけ必死に向き合ってきたのかも、
どれだけ本気で変えたいと思い続けてきたのかも、
どれだけの時間とお金と労力を使って向き合い続けてきたのかも、
そんな今までの軌跡を余すことなく知っているのは、紛れもなく自分自身なのですが、
だからこそ、
"どうして?"だなんて、自分が一番知りたいことなんだと思います。
これだけ向き合ってきたのに、どうして同じ悩みを今も抱え続けているのか。
そんなこと、自分が一番わからないし、自分が一番知りたい答えでもあるのだと思います。
そして、
"何が足りないのか"
"何がダメなのか"
"向き合い方が違うのか"
"見たくないものをみようとしていないだけなのか"
そんな、考えうることについて、疲れ果てた今もなお、思いを巡らせるのだと思います。
そして、疲れ果てた今もなお、自分の身体に鞭を打って、一歩、また一歩と歩み出し、再び向き合おうとされるのだと思います。
だからこそ、
"意志が足りないんだよ。"
だなんて、そんなこと、誰にも言われたくないんだと思います。
"あとは自分で選択するだけなんだから、できていないだけだよ。"
だなんて、そんなこと、誰にも言われたくないんだと思います。
これだけ必死に向き合ってきたのに、これだけ真剣に取り組んできたのに、これだけ苦しい思いをしてきて、少しでも早く抜け出したくてがんばってきたのに。
"どうして、変わらないの?"
そんなこと、他の誰でもない、自分が一番知りたいんです。
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そして、そんな時は自分でも、
"もう、どうしたらいいのか"
わからなくなるんだと思います。
もう、ダメなのかもしれないと、諦めたくなる時だってあると思います。
もう、自分の人生は、このまま一生変わらずに続いていくんだと絶望を感じることだってあると思います。
もう、これだけやってきて、自分自身でさえ癒せなかった自分の悩みを救えるヒトなんて、この世には存在しないんじゃないかとさえ感じると思います。
もう、全てを放棄して、やめてしまいたくなることだって、あると思います。
"もう、全てをやめてしまいたい。"
でも、そのままでもしんどいままだからこそ、心のどこかでは向き合うことを諦められない気持ちもあって。
でも、目の前には変わらない現実もあって。
もう、これ以上どうしたらいいのか、どう進んでいったらいいのか、わからなくなってしまうんだと思います。
そして、思い描いていたゴールを見つめながら自分と向き合い始めたかつての頃よりも、いろいろ取り組んでみて悩みがなくならない現実を知った今の方が、むしろしんどくて、袋小路の中にいるような、道標を見失ってしまったような、ゴールの見えない、自分の行く先がどこにあるのかさえわからない、そんな暗闇の中にいるような感覚になってしまうのかもしれません。
でも、中途半端に足を突っ込んでしまったからこそ、元に戻ることもできず、でも、歩みを進めることもできず、ただそこに立ち止まって、
変わらなかった現実に苦しさを感じながら、もしかしたらこの先も変わらないかもしれないという絶望を抱きながら、でも、もうどうしたらいいのかさえ分からないというストレスに苛まれながら、その場に立ち尽くすしかないのかもしれません。
そして、
これまでどれほど頑張ってきたか、
どれほど真剣に向き合ってきたか、
本当は自分自身が一番分かっているはずなのに、そんな時には、
"自分がダメなのかもしれない"
"自分の意思が弱いのかもしれない"
"カウンセラーさんに、「またか」と思われてしまうかもしれない"
"カウンセラーさんに、呆れられてしまうかもしれない"
"こんな自分は、迷惑なのかもしれない"
そんな風に罪悪感がわいてきて、さらに自分を責めてしまい、より苦しくさせてしまうのだと思います。
そして、そんな罪悪感から、
「もう、相談するのをやめたほうがいいのかもしれない」
「もう、解決したフリをした方がいいのかな」
そんなふうに、初めは味方だと感じていた相手にも距離を置くようになり、
次第に本音を言いにくくなったり、相談したくなくなったり、余計に距離を置こうとして、
満身創痍で疲れ果てた自分自身を、さらに深い孤独に追い立てることになってしまうのかもしれません。
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そして、そんな出口のない迷路に入り込んでしまった自分自身にとって、重要なのはきっと、
悩みの解決策を出すよりも前に、
そんな自分の気持ちを、否定も肯定もせず、ただただ認め、受け入れてくれる存在なんだと、感じています。
悔しさも、悲しさも、苦しみも、寂しさも、やるせなさも、絶望感も、測り知れない怒りも、全部。
自分が感じている感情を、ただそのまま認めて、受け流してくれる。
そして自分自身も、安心して、自分の溜め込んできた思いを吐露できる。
そんな存在が、重要なんだと思います。
自分が今までどれだけ頑張ってきたか、どれだけ真剣に向き合ってきたか、どれだけ本気で変わろうとしてきたか。
でも、無理だった。変わらなかった。今でも、同じことで悩み続けている自分がここにはいる。
そんな自分が自分でも嫌になって、そんな自分に怒りが湧いてきて、そんな現実にも怒りが湧いてきて、全てを投げ出していなくなりたくなる。
もう、諦めたくなる。もう今後も変わらないのかもしれないと、絶望を感じる。もう、全てをやめたくなる。
でも、今のままではやっぱりしんどくて、変わっていきたいとも思う。でも、変わらない現実が目の前にあって。だからこそ、もうどうしていいのかわからなくて、余計にしんどくなって。でも、でも、でも、、、。
そんな、「でも」から始まる、自分の内側から溢れてきた思いはきっと、今初めて感じたものではないのだと思います。
きっと、ずっと前から自分の中にはあって、ずっと消化されずに、積もりに積もってでてきた感情だったんだと思います。
不満も、怒りも、悲しみも、悔しさも、虚しさも、無力感も。
きっと誰にもどこにも吐き出せず、毎回同じようにぐっと飲み込んで、自分の中に溜め込んできたものなんだと思います。
だからこそ、そんな思いが溢れてきたのなら、悩みを解決しようとするよりも先に、そんな溜め込んできた思いをただただ吐露して、外に出して、垂れ流して、自分の中から出してあげる。
そんな思いを口にし、言葉にして外に出すことで、自分がずっとずっと抱えてきた思いを自分でも知り、理解し、実感する。
そして、外に出すことで、自分の中から解放してあげるような、昇華させてあげるような、そんなプロセスが、そのときの自分にとっては必要なんだと思います。
きっと、今まで溜め込んできた我慢がいっぱいあったでしょう。
きっと、今まで、抱えきれないくらいのやるせなさや怒りを抱えて来たのでしょう。
きっと、今まで、本当は泣きたいくらい、苦しくて、悔しくて、悲しくて、孤独でもあったのでしょう。
そんな思いを吐き出させてくれるために、悩みは悩みのままであり続けていたのかもしれません。
もちろんそれだけではないと思いますが、そのことをきっかけにして初めて、自分の中の奥深くにあった根深い感情を感じられたのだと思います。
そして、そんな自分の気持ちを、無理に肯定したり、共感してくれなくても良いんです。
でも、ただそばにいてその気持ちがあることを認めて、それでいて受け流してくれる。そんな存在に、救われることはきっと少なくないと思います。
そして、たくさんのドロドロした感情を解放して、ゆっくり休んで、少しスッキリしたときに、また前を向いていこうという気持ちになれるんだと思いますし、それまでは悩みに立ち向かうことは少しお休みしても良いんじゃないかと思います。きっと、そんな元気も出ないでしょうし。
そして、また前を向けた時にはきっと、それまでとは少しだけ違う角度や深みを持った視点で見ることができるようになっているのかもしれませんし、そこに、人としての"深み"がついてくるように、感じています。
わたし自身、どれだけ向き合っても有り続ける悩みはありますし、やるせなさや悔しさや途方もない怒りを感じる時だってあります。だからこそ、こういった存在の重要性を感じていますし、カウンセラー業を通して、自分自身もそうであれたらと、感じています。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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・【9月】個人カウンセリング、初回モニター募集中
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