愛に生きる。

父親と幼い自分

根本さんのこの記事は、すごくよくわかるし、自分にとってタイムリーな話題だと思った。

https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/50658

 

普通の生活では特に問題ないのに、恋愛になると途端に幼い少女がでてきて、嫌な感情に支配されてめんどくさい女になってしまう。

 

小さい頃から、幼い自分を守るためにもう1人の自分がいて、常にこの子が傷つかないように守ってきた。

 

小さい頃は、自分が傷つかないように、父親や男性に期待しないようにささやき続けた。

大人になってからは、近い関係になりそうな男性に、この子が守れるのかと、お前は大丈夫なのかと、相手を試すようにずっと見てきた。

 

思い返せば、自分がずっと求めてきたのは、遠慮せずに心置きなく甘えられるお父さん的な存在だった。

 

幼い頃に甘えられなかった分、昔自分が追い求めていた理想のイメージは、幼い自分がぎゅっと抱きついていっても、それをよしよしと言って受け止めてくれるような存在だった。

 

幼いわたしは、ずっとずっと、思いっきり甘えたかったんだと思う。

それができずにいて、どこか埋まらないものを感じていたのかもしれない。

 

そんな小さな自分に、存分にお父さんに甘えさせてあげるイメージワークをしてあげようと思う。

思いっきりぎゅっと抱きしめさせてあげて、ずっと欲しかった父親の愛情を、与えてあげようと思う。

 

もう、我慢しなくて良いんだよ。

もう、思いっきり甘えていいんだよ。

お父さんは、あなたを受け止めて、抱きしめて、愛してくれているよ。

 

 

恋愛ででてくる幼い感情をもった自分に、自分自身が嫌悪感を感じていたし、そんな一面は相手にも嫌われると思っていた。

 

でも、その幼い自分はずっと愛を欲して傷ついてきた、昔の自分そのものだったんだ。

 

幼いわたしは、ただ甘えたかっただけだった。

ただ、愛情が欲しかっただけだった。

でも、甘えたいと言えず、抱きしめてほしいと言えず、愛してほしいと言えず、他の女の人を見ないでほしいと言えず、どこにも行かないでと言えず、ずっと孤独で生きてきた。

 

そんなにも頑張ってきた幼い自分を、どうして嫌うことができるのだろう。

 

幼いわたしは今もずっと自分の中で、孤独で見つけてもらえるのを待っていたのかもしれない。

 

 

幼い自分を癒していき、大人の女性へ成長することで、そんな感情の感じ方や捉え方が変わって、恋愛を心から楽しめるようになれるかもしれない。

 

長い間、忌み嫌っててごめんなさい。

ずっと、寂しかったね。

あなたはもう、1人じゃないよ。